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「年金」科目は難しい?

■苦手意識のある人が多い
社会保険労務士試験の難易度を上げているのが、厚生年金保険法や国民年金法だと言われています。

「労働基準法はいいけど、年金はちょっと・・・」と言う受験生は、実際にたくさんいます。現役の社会保険労務士でも「私は、年金は苦手で・・・」と言う人がいます。

しかし厚生年金保険法と国民年金法をおろそかにすると、試験に合格ができません。 というのは、社会保険労務士試験には、前の方のページでもお話ししているように、科目ごとの足切り点が存在しているからです。

■苦手意識を打破しよう
確かに、年金科目というものは、細かい数字は出てくるわ、ややこしい計算式は出てくるわで、受験生に敬遠される科目ではあります。

それに、年金テキストの冒頭には大抵、マクロ経済スライド云々・・・と難解な記述があり、そこで既に嫌になってしまうのも、よくわかります。

しかし、年金という科目を“捨てる”ことは、社会保険労務士試験の場合は許されません。ですから逆に、年金科目を得意科目にしてしまいましょう!

■年金科目の学習は
まず、国民年金法と厚生年金保険法を、完全に切り離した状態で理解しましょう。学習の順序は、国民年金法→厚生年金保険法です。国民年金がわかっていないと、厚生年金は理解しにくいからです。

国民年金と厚生年金を別個のものとして詳細をよく理解した後で、今度は両者を突き合わせて、比較しながら学習していきます。特に給付面について、よく比較することが大切です。この作業をすることで、頭の中が整理されます。

更に、今度は、健康保険法を参照しながら、厚生年金保険法をざっと見ていきましょう。健康保険と厚生年金はシステム上連動しているからです。

■年金科目は大切
年金科目は、択一式問題として国民年金10問と厚生年金10問、選択式問題としても各法から1問ずつが出題されます。択一式問題全70問中20問が年金からの問題、選択式問題も全8問中2問が、年金からの問題です。

これだけのウエイトを占める科目ですから、年金に苦手意識を持たないことは非常に大事です。面白いことに、「国民年金だけがわからない」「国民年金はいいけど厚生年金だけがわからない」という話はあまり聞きません。とすると、どちらか一方でも完璧に理解してしまえば、もう一方もすぐに理解できるようになると思われます。



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