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社会保険労務士試験の特徴は?

■試験科目が多い
社会保険労務士試験の難易度を上げている原因の一つは、試験科目が多いことだと言えます。もう一度、試験科目を並べてみましょう。

1. 労働基準法及び労働安全衛生法
2. 労災保険法(労働保険徴収法を含む)
3. 雇用保険法(労働保険徴収法を含む)
4. 健康保険法
5. 厚生年金保険法
6. 国民年金法
7. 労務管理その他労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識

科目数が多い上、一見関係がないように見える労働関係の科目と社会保険関係の科目が混在していて、対策に苦労しそうな印象を受けます。

しかし、学習を進めるとわかりますが、社会保険労務士の試験科目は、相互に関係する科目が多いのです。

まず、労働基準法と労災保険法は、相互に関連する科目です。また、その労災保険法は、雇用保険法や労働保険徴収法とつながっています。更に、健康保険法と厚生年金保険法は、そのシステム上、密接に関係してきます。

このように、一見バラバラに見える社会保険労務士試験の科目ですが、相互にリンクし合っている面があるのです。

ですから、学習序盤は苦労するかもしれませんが、学習中盤から急速に理解が進むケースも多々見られるようです。

■科目ごとの合格基準点がある
社会保険労務士試験の難易度を上げているもう一つの原因として、「科目ごとに合格基準点が設定されている」ことがあげられます。合格基準点があるということは、要するに足切り点があるということです。

この科目ごとの合格基準点は、毎年度変動しますが、満点に対して概ね40~60%の点数に設定されています。

この科目ごとの合格基準点を満たした上で、全体としての点数(全体の65%~程)を確保しないと、合格できません。

「試験科目が労働関係だけだったらよかったのに」「試験科目が社会保険と年金だけにならないかなあ」と思う人は多いようですが、この試験は“得意科目を作って点数を稼ぐ“というやり方が通用しないのです。

それゆえ、社会保険労務士試験に確実に合格するためには、全科目を平等に学習する方法を取る必要があります。ですから、「年金は苦手」「労働基準法は苦手」といった状況は早めに打破しておくことが大切です。



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